【生薬をつかって】疲れやすい人には気を補う黄耆の煎じ汁を


朝鮮人参とならんで

気を補う生薬として有名なのがこの「黄耆(おうぎ)」です。


体の疲れがとれないとき

それにより免疫力が落ちているとき

また、気が少ないことによる多汗(汗をよくかく)症状があるときに、


3 ~ 6g の黄耆を 600cc の水で30分ほどかけ

コトコト半量になるまで煮詰め

これを一日3回にわけて空腹時に飲みます。


ほんのり甘さがあり、まさに脾も好みそうな優しい味なので

漢方が苦手な方も飲みやすいのではないでしょうか。




また、気を補う(補気)の作用のほか

利尿作用があるので浮腫みがあるときにも利用されています。



漢方では気を補う

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や

十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)に配合されていて

特に朝鮮人参一緒に配合し補気の効用を強めたものを「人耆剤(ジンギザイ)」とよんでいます。


中華料理のスープとして、また薬種として利用することもあり、

朝鮮人参よりも安価で購入しやすいので

自宅養生として、とても使い生薬のひとつです!



私は中屋彦十郎薬局 さんで生薬をネット購入しています。




*漢方の購入は薬局から

 体調に不安がある方は薬剤師さんや漢方医にご相談ください

*気虚以外にも体の疲れやすさを感じることがあります。

 自分の体調がいまいち把握できない方は専門家に相談しましょう! 

*漢方・生薬は万能ではありません、不調を感じるときは

 生活習慣、食生活全体の見直しを。大切なのはバランスです。


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