実際に生薬や薬膳食材食材に触れながら
5回にわたって進めてきた薬膳セラピスト資格講座神保町クラスが終了しました。
薬膳セラピスト資格講座のテキスト内容は、結構盛りだくさんで
・気血津液論(きけつしんえき)
・陰陽論(いんようろん)
・五行論(ごぎょうろん)
などの薬膳理論を学びながら次第に自身の体質な病態把握ができるように、
実践へとつなげていきます。
頭で理論を理解できても
「結局自分の体がどういう体質がわからない」
「すぐに薬膳用語を忘れてしまう」
という声をよくきくので、
授業では、実際に日常生活レベルまで落とし込んだ
薬膳理論の使い方や
私が薬膳アドバイスをしてきた患者様の例を挙げたりしながら
具体的なイメージを持ってもらえるよう心がけています。
授業を進めるごとに、自分の体質がわかり、
普段よかれと思って食べていたものが実は今自分に適していなかったことがわかったりと
薬膳の視点から食事を振り返ると新しい発見が沢山でてきます。
また、よい食べ物は、季節や体質によってもかわってきます。
これを食べていれば常に万事オッケーということはなく、
毎日自分の体と対話しながら
何を食べるのがよいのかを導きだしていきます。
はじめはこれに戸惑うかもしれませんが、
全てがカスタムメイド。体質や季節性も含めて献立を考えるから
薬膳を上手に実践できると、その効果を充分に感じることができるんですね。
私自身、小さなときから食にこだわりが強く
拒食症も経験しました。
鍼灸学生時代に薬膳と出会い、その薬膳の授業で冷え性や、
お腹の張りなどの細かな不調が起こっていた原因がするするとわかり、
その原因のものを食べないようにし、薬膳を実践していったらみるみる体質が
かわっていきました。
冷え性もなおったし、よく起こっていた腹痛、生理痛も。
今まで鎮痛剤でごまかすしかなかった頭痛や生理痛、
お医者さんに行ったら、ただの腹痛ですねといわれた、だけど辛いから解消したい
といったお腹の痛みなどの症状も
薬膳ではどう対処していくべきかという”答え”を導くことができます。
是非多くの方に、薬膳を知ってもらい
食と体との関わり方がもっと上手になってもらえれば。
きっと、もっと生活が豊かになるし、色んなことが出来るようになります。
あと、体が軽いというだけで、幸福感って感じられるものですよね。
そんな沢山の可能性を薬膳はひめています。
第5回目の授業は私も大好きな「中華風おこわご飯」でした。
蓮の実や、棗などの薬膳食材盛りだくさん、元気をつけたいときに
もってこいの主食です。
皆の普段の養生ケアに役だ立ててもらえればと
お灸のすえ方も休憩時間にお伝えしました。
これは、冬の時期冷え性対策にも使われる勇泉というツボです。
今回の神保町クラスは少人数で進めたこともあり
いつも対話し、参加者の方の症状などや、体の悩みなどを取り上げながら
授業を進めていきました。
がゆえに、終了が少しさみしくもあったのですが
各々の暮らしの中で、薬膳が生きていってくれて
より体が楽になったり、食との関わり方が豊かになってくれると
嬉しく思います。
八木
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