春の薬膳ケア まずは陽を亢進させる食べ物を控えるところから


ちょうど桜が咲きはじめたこの時期は

毎日気温の変化が激しく体調が崩れがちですよね。


イライラ、食後の眠気、朝起きられない、頭痛などの症状も

実は気温の変化による自律神経の乱れからきているかもしれません。


私の治療院でも同じような症状をかかえた患者様が最近多くくるようになりました。


ここでは、自律神経を陰陽にたとえて

自分でできる春の薬膳ケアのポイントをお伝えします。




できるだけ陽(交感神経)を亢進させないように控えるものを明確に


私たちは、常に外界からの影響を受けていて、

この春の時期の天候の変化は交感神経を高ぶらせ、それによりからだの様々な不調をおこしていると考えられています。


交感神経を陽にたとえて考えると、まずはこれ以上、陽を亢進させないために、刺激物や甘い食べ物などを控えていく必要があります。



陽を亢進させるもの


刺激物

・コーヒー

・辛いもの

・栄養ドリンク

・チョコレート


香辛料

・シナモン

・八角

・唐辛子

・胡椒

・山椒



体を温めるもばかり食べすぎは注意

・羊肉、鹿肉

・らっきょう

・にら

・にんにく

・にんにくの芽



高カロリーなもの

・油のとりすぎ

・甘いもの

・ラーメンやハンバーガー

・揚げ物


たとえば、からだのスイッチが入らないから一日何杯もコーヒーを飲んでしまうとか、

ニンニクのきいた中華風の炒め物とか。

また、これも美味しいけど唐辛子が沢山はいった火鍋など。

ついつい食べてしまう、甘いおやつやチョコレートなども気をつけたい

ところですね。


漢方薬や、サプリに頼らなくても

控えるべきものを控えると、結構からだって楽になっていくんですよ。


でも、控えてばかりでは苦痛だ、禁止ばかりでは長続きしないというあなた。

陰のケアの方法を知れば、春に美味しく食べられる食事のアイディアがたくさんみえてきます。次回はそれをお伝えしますね。








暮らしの薬膳

鍼灸師が主催する薬膳料理教室です。薬膳セラピスト資格講座も随時募集をしています。 毎日食べても疲れない、暮らしに寄りそった薬膳料理をお伝えしています。

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