薬膳セラピスト資格講座 腎は若々しく長生きをするための要となる臓器



薬膳セラピスト資格講座日吉教室。

今日は五臓について詳しく授業をしました。



その五臓で面白いのが腎の話。


腎には、私たちの生命力の源である精が蓄えられているといわれています。


この精によって成長し、

そしてその精がつきていくに比例して

老化していく。

そのため腎は寿命を決める要であるといわれています。


腎臓は腰の奥の方にあり

痛みや、不快感を感じたりすることが少ない沈黙の臓器といわれ

そのために腎臓について意識をしている人は少ないと思いますが


30をすぎたくらいから

コツコツ腎精を蓄えておくような食事をすれば

10年後20年後の腎精のストックができます。


腎精は内側から湧き出てくる、若々しさ、や

潤いを作り出してくれる

いわばアンエイジングの要でもあります。



気はその日その日につかってしまう消耗品ですが、

精は腎臓に貯蔵しストックできるんですね。


腎によいもので普段から食べやすいものは、

黒目、黒ゴマ、山芋、ベリー、ナッツなど。


また、冬の時期には、

すっぽんや貝、牡蠣などの魚介類、イカ墨を楽しむのも

腎精ケアになります。


そして、腎によいものは

奥底から体を満たし

食事に満足感を与えてくれます。


おひたしを、黒ゴマの和え物にしたり

シンプルな野菜サラダにナッツを振りかけたりと。

どうでしょう、少しボリュームが出てリッチになる感じしませんか?



もし、いつも何か食べたい、

食べても食べても物足りないという方がいたら、

腎精を補う食事が足りてないのかもしれません。

私もそのタイプでした。



さて、最近では「老化抑制遺伝子」であるクロトー遺伝子の9割以上が腎臓にあることが証明されました。

このクロト遺伝子から作られるクロトーたんぱくは、リンを対外に排出する役割があります。

血中のリン濃度が高い動物ほど寿命が短いことがわかっているので、

腎臓が寿命を決める鍵となっているということが西洋医学的な視点から解明されたということです。


参考に。

https://365.college/kenko365_2593.html


そうそう、NHKの人体スペシャルでも「腎臓があなたの寿命を決める」というような特集がされていましたね。



体のメカニズムが解明されていくごとに、

東洋医学の考えと似ているなということが

たびたびあります。(もちろん経験的な知識が否定されることもありますが)



先人達が経験的な知識から体系付けてきた中医学の凄みを

現代医学的な視点から改めて知るわけです。



暮らしの薬膳八木

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