【6月】季節の薬膳浦安教室



梅雨の薬膳はさっぱり薄味なもの

また、山椒などのスパイスを使って体の中の湿邪を追い払ってくれるものを

上手に取り入れて。

梅雨は外にいるだけでも、湿気の影響をうけ

頭痛や、体の重だるさ、食後の眠気などを感じやすい時期でもあります。


今日の献立は湿を取り除く、「利湿」作用のある

はと麦、冬瓜、ゴボウ、とうもろこし


体の熱を取り除く

ナス、トマト


などを使った梅雨向けのメニューでした。



ぱさぱさしがちなおからはたっぷりの

昆布、かつお出汁で煮てしっとり仕上げました。

食物繊維豊富で、にんじんや椎茸が入ったおからは常備菜として毎日でも食べたいもの

また、きくらげを入れても栄養価が高くなるのでおすすめです。



油を吸いすぎてしまうナスは、蒸したあとに

黒酢とアマニオイルのマリネ液に漬けておきます。


トマトの旨味がマリネ液に染み出るので、それをお肉にかけたり

和え物に使ったりと全て余さず使えて簡単に出来る万能常備菜です。


ナスは一度ぎゅっと水分を出すのがポイント。



実山椒をつかった牛とごぼうのさっと煮は

煮詰めたタレに牛をくぐらせるだけにするのが、

柔らかく食べるポイントです。

実山椒は、一度に下準備して冷凍庫に1年分のストックを。





冬瓜ととうもろこしのスープ出汁は鶏ガラから。

ことことアミノ酸やミネラルがたっぷりと染み出た

旨味たっぷりのスープです。



食べ過ぎた日や

胃もたれした日に飲みたい冬瓜とパイナップル、キュウイのジュース。

冬瓜の青臭さはさっぱりなくなります。



参加者の方も仲がよく

毎月参加してくださっている方も多く嬉しい限りです。


来月の浦安教室は7月19日(木)10時~ になります。


7月からは デトックス精進薬膳がはじまります。

海草や豆、お出汁、魚料理のレパートリーを増やしていきましょう ^ ^

暮らしの薬膳

鍼灸師が主催する薬膳料理教室です。薬膳セラピスト資格講座も随時募集をしています。 毎日食べても疲れない、暮らしに寄りそった薬膳料理をお伝えしています。

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