今日は日吉教室での授業でストレスと薬膳についての話をしてきました。
病院にいっても原因はよくわからないけど「多分ストレスでしょう」と片付けられてしまうようなお腹の痛み、頭痛、胸苦しさ、肩こりなどの症状も
薬膳からとれえるとその対処法がみえてくるようになります。
例えば、ストレスからくる冷え性で考えてみると
まず、ストレスを受けると肝の疎泄作用が低下して
全身の気の巡りが悪くなってしまします。
気には体を温める作用や、血液を手先末端まで運ぶ働きがあるために
疎泄機能が低下すると手足が冷えてきてしまう。。
そんなそきは、気を巡らす作用のあるハーブや香りのよい野菜、ミントティーなど
理気作用のあるものを摂ると気が巡りはじめるといわれています。
西洋医学的にいいかえると、ストレスを受けると
交感神経が優位になって、交感神経には血管を収縮させる作用があるために
末端の血流量が低下してしまいます。
それによって、手足が冷えてしまう。
交感神経優位というのは、いわば、体が戦闘状態=緊張状態にあるということですが、
こんなとき、確かに香りのよいハーブティーを飲むと
ホット一息、高ぶった気が落ち着いて交感神経が働いてくる感じがしませんか?
西洋医学と照らし合わせてみても、このように薬膳は理にかなっているなと思うことが多く
あります。
もちろん副交感神経優位したいから、食べ物でなくとも、
運動をしたり、好きな人と話したり、マッサージを受けたり
他のことでもいいわけです。
言い換えるとこれらのもの全てに理気作用があるんですね。
日本は、忙しく働く休みのない国といわれていますが、
みんなで午後にお茶を飲む時間
ちょっとくつろいで、一息ゆっくりとする時間がもっと必要なのかもしれません。
実際に鍼治療をしていても、働く女性で仕事の忙しさから気滞証になっている方を多くみるので。
私も、すごく忙しくてもお茶を飲む時間だけは大切でそれがないと気持ち悪くて
一日のメリハリがつかなくなってしまう。
そうしたくて自然にやっていたことでもありますが、
薬膳を学ぶとお茶の時間が自律神経のバランスを整える時間になっていたのだなと
改めて納得させられます。
暮らしの薬膳八木
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